【無印良品】スタッキングシェルフの背板を100均素材でDIYしてみた

無印良品スタッキングシェルフの背板を100均素材でDIYしてみた DIY

無印良品 スタッキングシェルフには背板がない

無印良品のスタッキングシェルフは、
シンプルなデザインと高い拡張性で人気の収納家具です。

しかし、背板がないために収納品を背面に落としやすいという欠点があります。

スタッキングシェルフの利用例
スタッキングシェルフの利用例(Sketch Upで作成)

そこに悩むユーザーは少ないないようで、
これを解消するためのオプションを探したり、
DIYの方法を検索している人も多いようです。

私もその一人であり、今回ひとつ試作してみたので紹介します。

私のDIYアイデア

パイプを活用して固定する作戦

スタッキングシェルフは、内部に連結したパイプがあり、
ここに棚板を差し込んで拡張していく構造です。

スタッキングシェルフの構造
スタッキングシェルフの構造(Sketch Upで作成)

このパイプをうまく活用して、自作オプションを固定できないか…と考えてみました。

薄い紙かシートに穴を開けてパイプを通し、帆立と棚板で挟み込む作戦です。
ガッチリと構造で固定できるので、安定しそうです。

スタッキングシェルフの置き方は横連結と縦連結の二通りありますが、
今回は横連結をターゲットにしました(図の右側)。

スタッキングシェルフの置き方と拡張(無印良品ネットストアから引用)

Sketch Upで構想を図にしてみる

浮かんだイメージを具体化するために、まずSketch Upで図を書いてみます。

背板を装着した状態の想像図(Sketch Upで作成)

この状態だと、Sketch Upで描くまでもない、ただ白い板が入っただけですね。

部品ごとにずらして配置するとこんな図になります。
背面から見た感じです。イメージ伝わりますかね…?

パーツごとにばらして配置した図(SketchUpで作成)

逆の正面サイドからみるとこんな感じです。

パーツごとにばらして配置した図 別アングル(Sketch Upで作成)

こんなにきっちりと収まるように加工ができるとは思えないですが、まずはやってみましょう。

試作してみよう

素材は何にする?

背板に使う素材は、100円ショップでも入手可能なPPシートを選びました。

DAISOで販売している「PPシート乳白色両面ツヤなしタイプ」は、
サイズが約39cm x 55cmで 背板にするのにかなりいい感じです。

DAISOで購入したPPシート 110円

質感も、無印良品のポリプロピレン収納用品と類似しているので、
背板にした場合も、馴染みが良さそうな予感がします。

PPシート 乳白色 両面つや消し

ちなみに、SeriaでもPPシートは販売されていて、表面加工のバリエーションもあり、魅力的でした。
しかし、サイズがDAISOよりも一回り小さく(35cm x 50cm)、スタッキングシェルフの1段分をカバーできませんでした。(試しに購入してから気が付きました)

PPシートを加工する

PPシートを、図面通りに加工していきます。

PPシートは、一般的なカッターナイフで切断可能です。

カッター作業台の上にシートを置いて、定規を添えて、
あまり力を入れずに少しずつ筋を刻んで、何度もなぞるようにしたら
うまくカットできました。
一気にやろうと力を入れると、線が曲がったり、ケガしそうなので慎重に…

折り曲げる場合も、山折りになる側にカッターナイフで筋をつけてから曲げる
簡単に上手にまげられました。

素材が110円で入手できるので、予備の素材も用意しておいて
練習のつもりでやってみるのがいいですね。

パイプを通す穴は、電動ドライバーにドリルビットを装着して開けました。
(以前DIYした際に通販で調達したものです)

ドリルビットは直径1.2cmのものが手元にある最大で、
これでなんとかパイプを通せました。
1.4cmがあれば余裕だったのですが…。

加工後のPPシート

スタッキングシェルフに装着してみた

加工したPPシートを、スタッキングシェルフに装着してみます。

穴にパイプを通して、組み立てていきます。

穴が若干小さいので無理があるが仕方ない

組み上げてみると、手作業での制度の悪さからか、
PPシートがたわんで、ぽっこり出てしまいました

組み上げてみたが…

上辺は折り曲げてたわみが出ないようにしてあるのですが、
シートサイズの限界で、下は折り曲げ分が確保できなかったのです…。

内側から見るとこんな様子です。

内側から見た様子

素材の雰囲気はなかなかいいですよね。
向こう側がそれとなく見えていて、
明るさも透過するので、不要に暗くならずに済みそうです。

しかし、折り曲げ部分が浮いているのが気になります。
収納物が挟まりそうだし、
内側から収納物に押されたらあっさりと落ちてしまいそう
(目的達成できない!)

両面テープやマスキングテープで固定するなど工夫が必要そうです。
しかしテープで貼るのはなんとなく敗北感が漂う…

改良すべき点はたくさんありそうです。
楽しみつつ完成度を上げていくとしましょうか。

まとめ

今回は、100円ショップで購入したPPシートを素材にして、
スタッキングシェルフの背面板を試作してみました。

  • 妄想をSketch Upで図にしてみた。
    説明用の図を描くのは思ったより大変。
  • 素材は、DAISOのPPシートを選択。
    無印良品のポリプロピレン収納っぽいテイスト。
    Seriaのものより大きくて目的にあってそう。
  • PPシートの加工は、カッターナイフで簡単だった。
    切断は何度もなぞる感じでやるとよい。
    折り曲げもカッターナイフで筋をつけるとスムーズ。
  • 手作業だと精度には限界がある。
    ブレがあることを考慮した設計が必要。

今後、改良できたら情報共有したいと思います。

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