【LOWYA】学習机 ひとりで組立てました!【2万円ちょっと】

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LOWYAの学習机を購入して一人で組み立てました

こどものために、LOWYAの学習机を買いました。一人で組み立てをした様子をレポートします。

これまでは、IKEAのお絵かき用デスクを使わせていました。来年度から4年生というタイミングで、学習しやすい環境を整えていこうと思っていたのです。

LOWYAってどんなお店?

最近、二子玉川RIZEに出店したLOWYAという家具店は ちょっと気になる存在でした。

ブランド名の雰囲気から、中国か韓国あたりの新しい家具店が日本に進出してきたのかな? と誤解していたのですが、なんと北九州の企業で20年前の設立でした。結構老舗?

通販特化型らしく、関東のリアル店舗は二子玉川とみなとみらいの2店舗のみ。近くにOpenしたのはかなりラッキーみたいです。

店内には、ダイニングテーブル、テレビボード、デスク、シェルフなど、たくさんの家具があり、どれもシンプルでいい雰囲気でした。

Yahoo Shopping!店もありました。

リアル店舗で学習机選び

お目当ての学習机は、机の上に棚があり、天板下には引き出しがあるタイプ。
さらに、ランドセルを置くのにちょうどよさそうな デスクサイドワゴンもセット

これでなんと 2万円ちょっとという価格でした。

触ってみた感じもしっかりしていたので、
これでこの価格なら、損はしないだろう
と購入を即決したのでした。

カラーバリエーションは、「ナチュラル・ブルー」「ナチュラル・ブラウン」「オーク・ライトグレー」の3パターンがありました。
一部がアクセントカラーになっていて、その部分の色がブルー、ブラウン、ライトグレーになります。

我が家は、こどもにも意見を聞きつつ、
「オーク・ライトグレー」を選びました。
我が家のインテリアにもなじみそうです。

店員さんとiPadを一緒に操作しつつ、LOWYAの会員登録をして、注文して…手続きはスムーズに進み、1週間後に配送されました。

まずは場所づくり

我が家の場合、まず、設置先にあるIKEAのお絵かきデスクを片付ける必要がありました。

ここで、ネジ山を壊してしまいそうになるなど、
トラブルがいくつかありました。が、本題と離れるので詳しくは書きません。

しかし、大量にホコリがでてきて掃除したりと、地味ーに大変で、
これだけで結構疲れてしまいました。

組み立ての準備

電動ドライバーは必須

この手の組み立て家具を作る場合、電動ドライバーは必須です。

我が家には、20年以上前に購入した Boschの電動ドライバーがあり、これが大活躍しました。

類似品でも、5千円くらいだせば十分にいいものが入手できるので、
組み立てる場合には用意するのをおすすめします。

ハンマーもあると便利

釘を打つことはないのですが、穴にダボを埋め込む作業はそこそこあります。
かなづちではなく、ちょっとソフトめのゴムハンマーがあると楽です。

我が家の場合これも随分昔に購入したIKEAの工具セットに含まれていたので使いました。

打ち込むときには、床にキズが付かないように、
厚めの雑誌などを下に敷いて作業するのをお忘れなく。

ウェットティッシュを用意

今回の製品は、組立て途中で、手がベトベトになることがあります。

なぜかというと、グリースがベッタリついた引き出しのレールを分解して、それぞれを板にネジで止める作業があるからです。

床や他の部品などをグリースでベトベトにしてしまい、ストレスMAXになることがないように、
手が届く範囲にウェットティッシュを用意して、ササっと手を拭けるようにしておきましょう。

はじめに部品を整理する

とても重い段ボールを開梱すると、中には部品がぎっしりと詰まっていました。

箱には部品がぎっしり
部品がぎっしり

各部品には、番号がスタンプされていて、組み立て説明書の手順もこの番号で指示されています。

部品には番号が振られています
部品には番号がスタンプされている

まず、全部品を箱から出して、番号が見やすい方向で並べておきます。
取説を見ながら部品を探して組み立てて…を繰り返すので、
その都度 多くの部品から探すのはストレスになるし、とても疲れるからです。

ここで気づいたのは、各部品がとてもしっかりしていて、けっこうずっしりと重いこと。

箱にも記載がありますが、こどもに手伝ってもらうのはとても危険そうです。
落として部品を壊すこともありそうですし、足に落としたらけがをしてしまうかも…。
お子さんには応援に徹してもらいましょう。

組立てには、大小のネジやボルトを使いますが、この種類がとても多いのが印象的でした。
無印良品やIKEAは、こんなには多くはなかったようなきがするなぁ…と思いつつ作業しました。

ネジやボルトは、小さな袋に分かれて梱包されていて、それぞれの袋に A,B,C …とラベルがついています。組立て説明書にも、ここでは「A」を使うというように記載があるので、間違えないように気を付けましょう。

ネジなどの部品もぎっしり
ネジやダボもギッシリ…

組み立て説明書を一通り読んでおく

組立て説明書の全体をひととおり目を通しておいて、
「ここで作ってる部分は、次にここに取り付けられるんだな…」と
先の展開をあらかじめ知っておいたほうが、トラブルを防げるのではと思います。

書いてあるとおりの順番より、こっちを先にやったほうが作業しやすいのでは…?と
思うことが多々あったので。

自信がなければボンドでの接着は省略…?

穴に差し込んで部品をつなぐ小さな木の棒を「ダボ」と呼びますが、この製品にもたくさん使います。タボはボンドで固定してもしなくてもいいようなので、私はボンドなしで組み立てました。今後分解する可能性がありそうなので。

組み立て手順を間違えた場合、ボルトであれば、外してやり直しができますが、
接着剤で固定してしまうとやり直しが難しくなってしまいます。

自信がない場合、ボンドでの固定は省略したほうがいいかもしれないですね。

ただし、接着剤で固定したほうが強度は上がるはずなので、あくまでも個人の判断となりますが。

デスクの組立て

まずはデスクの組み立てをしました。

机の脚部分を組み立てる

まずは左右の脚になる四角形の枠のようなものを二つ組み立てます。次に左右の脚をつなぐ、梁のような役割の部分の部品を組み立てます。そして、左右の脚を、梁でつなぐと脚部分の完成です。

と、書くと3文で終わってしまうのですが、ここまで開梱からだと 1時間半以上かかりました。

作業場所が狭く、私の体がかなり固くなっていることが無理な姿勢を招き…。
部品が重くて開梱場所から作業場所への運搬と、組み立て中の回転作業が地味に体力を消耗し…。
この時点でかなりヘトヘトになっていました。

”カムネジ”という固定金具を使う場面があります。ちょっと変わったボルトを使い、固定方法もちょっと変わっています。なじみがない場合、組み立て説明書をよく読んだり、ネットで検索したりして予習しておくと良いです。

左右の脚部分
左右の脚部分。中央に見える銀色のパーツカムネジ。
梁部品その1
梁になる部品。電源タップとか置くのに便利な棚になります。
梁部品その2
梁となる部品その2。足おき台か、ちょっとした小もの収納?
脚部品と梁部品を固定
脚部品に、梁部品3種類を固定したところ。ここに至る作業が地味に難しい…。
両側の脚部品を固定した状態
両側の脚部品を固定しました。
向きを変えて置き直した
向きを変えて置き直しました

梁部分がアクセントカラーとして重厚になりすぎるのを抑えて、
ポップな子供向けの家具の雰囲気がうまく出ているデザインですね。

天板を組み立てる

天板には、引き出しを装着する3枚の小さな板を取り付けます。それぞれの板には、あらかじめ引き出しレールをねじ止めしておきます。(このパーツはベトベトではない)

引き出し取り付けレール
引き出し取り付け用のパーツ。方向に迷いがち。

次に、天板を裏返して、脚の上に固定し、大小ふたつの引き出しを組み立てて、装着します。

引き出し取り付け部分
天板に引き出し取り付けパーツを取り付けて、天板を脚部に乗せたところ。
組み立てた引き出し
大小2つの引き出しを組み立て
引き出しを付けたところ
引き出しを付けて、机としてはほぼ完成

天板、引き出し周りの作業は、1時間ほどかかりました。部品が小さくなったので作業はやりやすいのですが、こまごまと固定する手順が多くて時間が必要でしたね。

棚を組み立てて固定する

天板にのせる棚を組み立てます。棚にも小さな引き出しがあるので、チマチマと組み立てて組み込みます。アクセントカラー部分は、裏返して木目にすることもできます。

組み立てた棚
組み立てた棚。疲れてきて作業途中の写真撮ってなかった…。

棚は、机部分にL字金具を添えて木ネジで固定しました。

棚を固定した様子
棚を固定したところを背面から。

かなり疲れてきていたのか、この作業は2時間くらいかかっていたみたいです。
もうヘトヘトなので、デスクサイドワゴンは別の日に組み立てることにしました。

途中昼ごはんや休憩をはさみましたが、
デスク部分の組み立ては 昼前から夕方の5時過ぎまでかかりました。

ちなみに、ネジが見えるのが気になる場合、木目シールで隠すこともできます。
チープな感じになりそうなので、私は貼りませんでした。

サイドワゴンの組み立て

1週間後、サイドワゴンの組み立てをしました。

ワゴン本体の組み立て

ワゴン本体の箱のような部分を組み立てます。

まずは側板に当たる板に、引き出し取り付けるレールをネジ止めします。

大きな方の引き出しのレールは、「フルオープン」タイプのもので、例のベトベトになるパーツです。

一度、レールを二つに分離して、それぞれを箱部分と、引き出し部分に取り付けて…、箱と引き出しが完成したあと、最後にレールに装着して完成となります。

レールを2つの部品に分ける手順で、レール中にあるフックのようなプラスチックの部分を倒しつつ引っ張る必要があるのですが、ここで手がベトベトになります。

ワゴンの部品もギッシリ
ワゴンの部品の箱を開梱
引き出しレールの取り付け
引き出しレールの取り付け。銀色のパーツがベタベタしてます。
ワゴンの箱部分組み立て途中
ワゴンの箱部分の組み立て途中の様子
ワゴン引き出し(小)
ワゴン引き出し(小)
ワゴン引き出し(大)
ワゴン引き出し(大)
引き出しを装着した様子
引き出しを装着した様子
ワゴンの完成
ワゴンの完成

初心者にはなかなかハードルが高そうですが、フルオープン引き出しは便利なので頑張りがいはありました。引き出し部分にもキャスターがついていて、重いものを入れても使いやすそうです。

全体の箱部分の組み立てと大小二つの引き出しの組み立てで、合計1時間半程度の作業でした。

出来上がり

こうして出来上がったLOWYAの学習机ですが、こどももかなり気に入ってくれたみたいです。

学習机とワゴン完成
学習机とワゴンの完成

デスク上の棚は、卓上ランプや時計、鉛筆削り、学校支給のタブレットなどの置き場として活用しています。棚の下が開けてあるのでデスクを広く使えます。

これまで、ランドセルはIKEAの三段ワゴン(ルースコグ)に置かせていましたが、深めの縁があるのが使いにくかったようなのです。それに対して、このLOWYAのサイドワゴンは、左右には縁があって落下を防ぎつつ、手前には縁がないのでスムーズにランドセルが扱えているようです。

細かく見ていくと、部品の面取りがされてなくて、角のエッジが立っている部分もあります。でも、よく手が触れる天板の手前の部分などは滑らかになっていて、コストを抑えつつ工夫しているようです。

合計5つある引き出しの開け閉めもスムーズで、小学生も楽に使えているようです。最後のところでスッと引き寄せられて半自動で閉まる感じも心地よいです。

まとめ

初めてLOWYAで購入した、学習机の組み立ての様子をレポートしました。

繰り返しになりますが、組み立てのポイントを挙げます。

  • 電動ドライバー必須。
  • 組み立て説明書を通して読んでおく。
  • 部品の番号が見やすいように整理しておく。
  • ルスライドレールはベトベトしているので、手を拭くウェットティッシュを用意。
  • カムネジとは何か、予習しておく。
  • やりなおしに備えて、タボはボンドで固定しない。

組み立てた感想をまとめると…こんな感じになります。

  • 全部の組み立ては、8時間程度必要。
  • 部品が重くて大きいのでかなり疲れる。
  • 仕上がりはお値段以上で満足度は高い。

LOWYAの組み立て説明書はIKEAほどには初心者向けにこなれておらず、ある程度組み立てに慣れている人を前提に書かれている気がします。

例えば、「ネジを留める」とシンプルに書いてあるが、
実際のところは作業を安定して行うためには、部品の置き方に工夫が必要だったりコツが必要…
という初心者が迷いやすいポイントがいくつかあったような気がします。

セルフ組み立てだからこその低価格ですし、あらかじめ注意点をチェックしたうえでトライすれば失敗はないと思いますので、オススメします!

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