Trimble Sketch Upは、3Dモデリングツールです。
3D空間内に立体図形を構築して、家具や小物や建物を作り上げることができます。
簡単な操作で、遊び感覚で編集できるのが特徴です。
そして、無料で利用可能です。
この記事では、Sketch Upの特徴と、使い方、利用開始手順について簡単に説明します。
立体の編集って難しそう…?
平面の画面内で、立体を編集するのは、頭の中で想像したものを
前、横、上から見た図面上で編集して作り上げる…という
特殊技能が必要なイメージがありました。
素人には、なかなか難しそうで、手が出しにくい…?
Sketch Upでの3Dモデリング
ところが、Sketch Upでは、
実際に目の前にあるモノを
粘土遊びをしているような感じで
編集して形を作ることができます。
例えば、四角形の平面を置いて、
それを引っ張って厚みをつけて角柱を作り、
角柱の表面に線を引いて四角形を作り、
それを引っ張ったり、押し込んだりして形を整えていく…
という作業を繰り返していくと、作品が出来上がります。
編集開始の初期画面。
大きさイメージしやすくするためか、なぜか、おじさんが立ってます。
ここで、四角形を描画するツールを選んで、対角となる2点を指定します。
まず、開始点でマウスのボタンを押して、終了点までドラッグします。
地面(床?)に描いている感じです。
マウスのボタンを離せば、四角形の出来上がり。
おじさんの隣に、四角形の板を置きました。
次に、プッシュ/プル ツールを選択して…
カーソルを先程描いた四角形の上に持っていき、ボタンを押して選択します。
この状態でマウスを動かすと、四角形から角柱がニョッキリ立ち上がります。
ここで ボタンを押すと、大きさが確定し、四角柱が完成します。
とても簡単ですよね。
Sketch Upはどうしたら使えるの?
Sketch Upは、Webアプリとして利用できます。
私が使い始めた10数年前頃は、Googleが提供していて
Windowsのアプリケーション版も無料で使えました。
今は、提供元がTrimbleという企業に変わり、
無料版はWebアプリのみ となっているようです。
サブスクの有料版にすると、アプリケーションの提供もあるのですが、
iPad版のある Sketch Up Goのプランでも年間 $129 となかなかハードルが高い。
Sketch Upにアクセスすると、サインイン要求されます。
ここで、Googleアカウントなどを入力するとFree版が利用可能です。
具体的な手順を説明します。
「Try Sketch Up」を選択すると…、プラン選択画面に来ます。
ここで 「For Personal Project」を選び…
(個人の趣味用ってことですかね)
さらに「Sketch Up Free」の「Start Modeling」を選びます。
微妙に目立たない配色になってますねw
サインインアカウント選択画面です。
日本語でも表示されて、少しホッとしますね。
私はGoogleアカウントを利用しました。
まとめ
簡単に3Dモデルリングができるアプリ
Trimble Sketch Upの概要と、
無料版の利用方法について
紹介しました。
次回以降は、実際にSketch Upを使用して、
部屋の模様替えを検討する様子などを
紹介できたらと思います。
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