バーチャルマイルーム?
バーチャルマイルームというのは私が勝手に作った言葉で。
仮想空間に再現した自分の部屋という意味です。
模様替えで新しい家具を購入する場合、
店頭で見たときはそんなに大きいと思わなかったのに、
部屋に置いてみたら大きくて存在感ありすぎ
だったり、
部屋が狭く感じたり…
というのはあるあるですね。
仮想的な部屋を作っておいて、家具も配置してみれば、
実際のイメージにかなり近い状態を確認できるので、
そんなあるあるを回避できるかも…?
まずは間取り図を書いてみる
はじめに、物件のチラシなどでもおなじみの間取り図を書きます。
一般的には、長方形の組み合わせで構成されている部屋が多いので
簡単だと思います。
まず、シーン(空間をどこからどのように見るのかの設定)を
真上からの視点に変更します。

シーン操作パネルのボタンの中心にあるのが、真上からの視点に変更するボタンです。
(小屋の見た目のアイコンがかわいくてわかりやすい)


真上からだとおじさんがペラペラの板なのがよくわかりますね。
右上の領域で作業したいので、パン表示(表示範囲をスクロールして変更)で、
ドラッグして表示位置を調整します。

床をざっくり描く
次に、長方形の描画操作に切り替えて、部屋の広さぶんの長方形を描きます。
きっちりした長さにしたい場合、
例えば、”3000,5000″ (mm単位設定の場合の3mx5mの指定)と
キーボードから入力すると、調整できます。

なお、描画したあとからでも、
辺を選んでから移動ツールで動かせばサイズ変更可能です。
移動ツールは上下左右の矢印のアイコンです。
※記事公開当時。その後 Sketch UpのUI仕様が変わって、このような2段階選択ではなくなりました。が、アイコンの意味などは変わっていません。

対象をドラッグ移動するときにも、移動距離を数値で指定できます。
床が描けたら あとの作業結果と分けて作業しやすいので、
選択してグループ化しておくのがおすすめです。
壁を立てる
床が描けたら、次は壁を立てます。
壁は、例えば10cmなど厚みをもたせた直方体で描きます。
ペラペラの壁でもいいのですが、厚みがあったほうが
窓やドアを置いたときに現実味が出ます。
実際の部屋の壁の厚みを反映してもいいですね。
床に幅10cmの長方形を描きました。
長方形はそれぞれグループ化しておくと扱いやすくなります。

次にPush/Pullツールで、高さを出して壁にします。
高さは天井高に合わせます。
もちろん部屋によって異なりますが、
例えば220cmとかですかね。
ダブルクリックで長方形のグループを開いて、
長方形内の面を選択して引っ張り上げます。

これを3方に対して実施するとこんな感じになります。
オービットでぐるぐる動かすと立体的で楽しいです。
まだ、ドアなどがないので、部屋というか車庫みたいですね。
まとめ
今回は、SketchUpで間取り図を描いて、壁を立てるところまでを紹介しました。
次回は、扉や窓など、細部を調整していく様子を紹介したいと思います。
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