【Sketch Up】間取り図から部屋を作る #1 床の形状と壁を作成

Sketch Up 間取り図から部屋を作る#1 アプリ紹介

バーチャルマイルーム?

バーチャルマイルームというのは私が勝手に作った言葉で。
仮想空間に再現した自分の部屋という意味です。

模様替えで新しい家具を購入する場合、
店頭で見たときはそんなに大きいと思わなかったのに、
部屋に置いてみたら大きくて存在感ありすぎ
だったり、
部屋が狭く感じたり
というのはあるあるですね。

仮想的な部屋を作っておいて、家具も配置してみれば、
実際のイメージにかなり近い状態を確認できるので、
そんなあるあるを回避できるかも…?

まずは間取り図を書いてみる

はじめに、物件のチラシなどでもおなじみの間取り図を書きます。

一般的には、長方形の組み合わせで構成されている部屋が多いので
簡単だと思います。

まず、シーン(空間をどこからどのように見るのかの設定)を
真上からの視点に変更します。

Sketch Up 画面右の操作ボタン群説明
Sketch Up 画面右の操作ボタン群にシーンパネルを開くボタンがあります

シーン操作パネルのボタンの中心にあるのが、真上からの視点に変更するボタンです。
(小屋の見た目のアイコンがかわいくてわかりやすい)

Sketch Up シーン選択パネル
Sketch Up シーン選択パネル
Sketch Up 真上視点二変更後の状態
Sketch Up 真上視点二変更後の状態

真上からだとおじさんがペラペラの板なのがよくわかりますね。

右上の領域で作業したいので、パン表示(表示範囲をスクロールして変更)で、
ドラッグして表示位置を調整します。

Sketch Up パン表示を選ぶ
Sketch Up 左側のボタンから、視点移動のパン表示を選ぶ

床をざっくり描く

次に、長方形の描画操作に切り替えて、部屋の広さぶんの長方形を描きます。
きっちりした長さにしたい場合、
例えば、”3000,5000″ (mm単位設定の場合の3mx5mの指定)と
キーボードから入力すると、調整できます。

Sketch Up 長方形を描画
Sketch Up 長方形を描画中

なお、描画したあとからでも、
辺を選んでから移動ツールで動かせばサイズ変更可能です。
移動ツールは上下左右の矢印のアイコンです。

※記事公開当時。その後 Sketch UpのUI仕様が変わって、このような2段階選択ではなくなりました。が、アイコンの意味などは変わっていません。

Sketch Up 移動ツール群
上下左右の矢印のボタンを選んでから、ドラッグで対象を移動可能です。

対象をドラッグ移動するときにも、移動距離を数値で指定できます。

床が描けたら あとの作業結果と分けて作業しやすいので、
選択してグループ化しておくのがおすすめです。

壁を立てる

床が描けたら、次は壁を立てます。

壁は、例えば10cmなど厚みをもたせた直方体で描きます。
ペラペラの壁でもいいのですが、厚みがあったほうが
窓やドアを置いたときに現実味が出ます。

実際の部屋の壁の厚みを反映してもいいですね。

床に幅10cmの長方形を描きました。
長方形はそれぞれグループ化しておくと扱いやすくなります。

Sketch Up 壁の外形を床に描く
壁の外形を床に描きます。幅10cm。

次にPush/Pullツールで、高さを出して壁にします。
高さは天井高に合わせます。
もちろん部屋によって異なりますが、
例えば220cmとかですかね。

ダブルクリックで長方形のグループを開いて、
長方形内の面を選択して引っ張り上げます。

Sketch Up 壁を立ち上げる
長方形を選んでから、Push/Pullツールで高さを出します。

これを3方に対して実施するとこんな感じになります。
オービットでぐるぐる動かすと立体的で楽しいです。

Sketch Up 間取り図 壁立て  オービット

まだ、ドアなどがないので、部屋というか車庫みたいですね。

まとめ

今回は、SketchUpで間取り図を描いて、壁を立てるところまでを紹介しました。

次回は、扉や窓など、細部を調整していく様子を紹介したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました