スタッキングシェルフ
無印良品のスタッキングシェルフは、とてもシンプルなデザインの収納棚です。
一見したところでは、単純に板が格子状に組み合わされた四角の集合体のようですが、
実は、中には金属のパイプ作られた構造が隠れていて、しっかりとした丈夫な棚になっています。
背板がないので、反対側を見通せるゆるい間仕切りとして使ったり、
壁紙の雰囲気を残した飾り棚としても使えます。
表面は、オークやウォールナットの突板(薄く削いだ板)を貼り付けてあり、
光沢感のない自然な風合いを出しているのも
ナチュラルなインテリアが好む層から支持されているポイントなのではないかと思います。
無限に追加できるかも!? 高い拡張性
模様替え好きとしては、やはり
部品を追加購入して組み替えることで、
色々な展開ができる点に惹きつけられます。
2×1 , 3×1 , 5×1 の基本セットをベースに、拡張パーツを追加して組み合わせると、
5×1が5×2 … 5×5 といくらでも拡張可能ですし、階段状の構成も可能です
(4×1 や 1×1はオーダーが必要となりますが…)
無印良品のページでは、スタッキングシェルフのシミュレーターが用意されているので、
公式に可能とされている組み合わせや、合計金額の確認が可能です。
我が家でも、15年前に 5×2 のセットを購入後拡張を続け、現在では 5×4 まで育ってます。
その他 3×3 のパーツをベースに、 0.5 x 1 ! の特殊オーダーを 2個追加して、
なかなか他では例がなさそうな特殊な使い方をしてます。
長年使ってみて気づいた弱点
便利に使っているスタッキングシェルフですが、
長年使用しているとちょっとだけ気になる点がいくつかあります。
ですが、目的にあっていれば問題ないですし、
使用上ちょっとだけ気をつければいいだけ…というレベルですね。
- オプションがつけにくい
余計なネジ穴などを設けずに、ストイックにシンプルにすることでデザイン性を確保している印象です。なので、扉などのオプション部品については、板に穴あけが必要だったりと、やや設置作業の負担が高いような…気がします。
(ニトリの類似製品では、予めネジ穴を設けることで棚の高さの自由度を上げて、扉なども簡単に設置できるようになってます。だが、ネジ穴が邪魔だと思ってしまうと、ずっと気になりそう) - 奥行きが割と浅め
奥行きが 28.5cm と、他の無印良品のスチールユニットシェルフなどの奥行き41cmよりも浅いので、注意が必要です。大きめの書籍が入り切らないケースがありました。 - 背面に落下注意
背板がないので、おしゃれデザインなのですが、注意しないと背面にモノを落とす可能性があります。落下防止のためのオプションパーツもあるのですが、鉄製でややゴツめです。 - 水に弱い
水に濡れると、貼ってある突板の接着が弱くなり剥がれてくることがあります。観葉植物や加湿器などを置く場合には注意が必要です。
Sketch Upでモデリング
今回は、最もシンプルな 2×1 のセットをモデリングしてみました(5倍速)。
内部構造のパイプまで作り込むのも面白そうではあるのですが、まずは簡単に。
製品のデザインがシンプルなので、板を5枚描くだけなので、本当に単純です。
各パーツはコンポーネントとして登録しておくと、別の構成も簡単に作成できるようになりますね。
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