【書籍紹介】「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片付け」

【書籍紹介】「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片付け」

記事の概要

うだ ひろえさん著の「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片付け」の紹介をします。

この本を読もうと思った理由

残念な我が家

そもそも、このブログは部屋を片付けてスッキリと暮らしたい。そのために何をすればいいのか?を考えて、実現する過程を記録しつつ、あわよくば皆さんのお役にも立てたい……というモチベーションで始めたのです。

我が家は注文住宅で、せっかく素敵に設計してもらって住んでいるはずなのに、年中散らかってしまってオシャレ度激下がりになっていて、とにかく残念なのです。

片付けを誤解している?

片付けるためには、無印良品などの収納家具や収納アイテムを活用して整理整頓すればよい。と思っていたのですが、20年近くやってきていて、目立った改善の傾向はありません。

もしかして、整理整頓の姿勢が、基本的に間違っているのでは?という予感があり、手軽に読めるコミックエッセイで、かつ、Prime Readingで無料だったこの本を手に取ったのでした。

Kindle価格は1089円ですが、私はAmazon Primeの会員なので、Amazon Prime Readingで無料で読めました。

Muji-Papa
Muji-Papa

Amazon Prime Readingの無料対象の書籍は順次切り替わっているので、たまにチェックしているといい本がお得に読めますね。

読後の感想

所要時間

詳細な解説部分は飛ばしつつ、ストーリー部分をざっと読んで3時間くらいのページ数でした。

本の雰囲気

著者のうだ ひろえさん一家(ママ パパ と小学生のお子さん二人)が、収納整理アドバイザーの方に相談しつつ、各部屋を順々に片付けていく様子が、楽しく描かれていて、ほのぼの読み進められました。

片付けといえば、まずは断捨離……となり、捨てるかどうかの判断を、家族のみなさんが悩みながら進め、だんだんと手慣れて行く様子がよく描かれています。得に、お子さんたちが成長していく部分は、同じ子持ち世代として感慨深いものがありました。

過剰に面白おかしく描かれているわけでもなく、リアリティがある範囲で楽しく読めるエッセイでした。

内容

もちろん、楽しいマンガであるだけではなく、片付けを進める上でのポイントについても専門的にわかりやすくまとめられています。

ノウハウを妻にも共有して生活を改善できたらいいなぁと思います。

が、まずは自分がやってみせるのが大事であるとのメッセージも読み取りました。

やはり誤解していたか

認めざるを得ない事実

このブログでは、スタッキングシェルフを始め、各種収納家具についての紹介記事を書いています。

しかし、この書籍では、収納家具を追加したり、収納アイテムをはじめに置いてしまうのはNGであり、あくまで整理整頓・断捨離をしたあとで追加を考えるべき。とあります。

Muji-Papa
Muji-Papa

片付けたい→棚を購入する は、間違っていた…。

思い当たる節々

薄々感づいてはいたのですが、棚を置くと、そこに物を置けてしまうので、部屋の中のものが増えてしまうんですよね。

床に物が置かれて散らかっている場合に、棚を追加して片付けると一旦は床はスッキリしますが、すぐまた床が別のもので散らかってしまう……

そこでまた棚を拡張する… を繰り返していると、部屋に物が再現なく増えて、生活空間を圧迫するのでした。

Muji-Papa
Muji-Papa

収納アイテムを買うと部屋が片付いたように思うのは、Tarzan読むとやせたと錯覚するのと似てますね。

片付けの正しい基本姿勢

この書籍では、あふれるモノたちを分類するところから片付けを始めることを進めています。

まず、使うものか、使わないものかで分類。

さらに、使うものは、常に使うものか、年に一度くらいしか使わないが、ないと困るものかに分類。

また、使わないものは、取っておくか、サヨナラするかに分類。

と段階を踏んで分類するのがいいそうです。

Muji-Papa
Muji-Papa

ときめくか、ときめかないか……よりは具体的。

また、同じ作業を繰り返さないように、分類したものは、ZIP LOCKのような透明な袋にラベル付けして整理するのが鉄則とのこと。たしかに、同じモノを何度も見て同じことを考えてるなと感じること、よくありますね。

隠す収納は危険

手軽にスッキリした部屋にしたい場合、ファイルボックスなどで隠す収納をして統一感を出す……としたくなります。

しかし、一旦隠してしまうと、そこに何があるのかを記憶するのは無理。不要なものの温床になりやすいですし、いざというときに必要なものを探すのに手間がかかってしまいます。

片付けたスッキリした生活を目指すなら、逆に、「見せる収納」がオススメらしいです。

ひらめき

以上を踏まえると、安易に収納家具を導入してしまうのは、真にスッキリ片付いた生活を目指すための逆方向の行動となりそうです。

しかし、スタッキングシェルフやスチールユニットシェルフは、簡単に分解して再構築できますし、キレイに使っていればメルカリなどで手放すことも可能です。

家の片付けは一日では終わらない長い作業となりますので、途中段階の仮置きの場所として、スタッキングシェルフやスチールユニットシェルフを活用するのはありなのかもしれません。

片付けた終わった暁にはカタログにあるような飾り棚として活用し、オシャレ生活を満喫するのを目標としたい…。

まとめ

うだ ひろえさん著の「家族で挑戦マンガ 暮らしが良くなる片付け」の紹介と、読み終えて考えたことについて紹介しました。

いっそのこと、整理・収納アドバイザー資格について勉強はじめるべきなのかなとも思いました。

しかし、手段と目的を履き違えているような。まずは、得た知識を活用して実践してみなければ…。

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