ドアを設置して部屋らしくしていく
Sketch Upを使って、模様替えを考えるための仮想的な部屋を作る手順を紹介しています。
前回は、壁を立てるところまででしたが、まだまだ ただの箱という感じですよね。

ドアを設置して、人が住めそうな感じにしていきたいと思います。
壁に穴をあける
ドアを設置するには、壁にドアの大きさの穴を開けないといけません。
ドアのサイズは、例えば横 60cm x 縦210cmくらいでしょうか。この大きさぶん壁を削除します。
今回は、説明を簡単にするために1面の壁だけのモデルを用意しました。

まず、切り抜く箇所をわかりやすくするために、定規ツールでマークしておきます。
壁の辺に定規ツールを使って、数字で幅を手入力すると正確に指定できます。
左右と、上辺をマークしておきます。

マークは点線で表示され、線や交点は描画ツールでスナップされるので作業しやすくなります。
四角ツールで、マークのとおりに描画します。

次に、押し出しツールで先程描画した四角の面を選択して、壁の厚みぶん押し出します。
そうすると、四角の形状に壁が切り抜かれた状態になります。

定規ツールで設置したマークは不要なので削除しておきます。

なお、ここまで作業したあとでも、切断面を選択して移動すれば、穴のサイズや位置を調整できます。
ドアを作成する
さて、壁に穴が空きましたので、ここに設置するドアを作成します。
まず、壁全体をグループ化しておいて、ドアのデータと混ざらないようにしておきます。
次に、穴のサイズと同じ四角形を描画します。

この四角形に押し出しツールで厚みをつけます。

作成された直方体…というか板状のものがドアです。
このデータもグループ化しておきます。
移動ツールで、壁の厚みの中心くらいまで動かすとドアらしくなります。
ドアノブを作成する
板だけの状態だと、ドアとして認識しにくいので、ドアノブを作成します。
まず、定規ツールでドアノブの設置位置をマークします。

マークの交点を中心にして、ドアノブの軸となる円柱を作成します。
円を描画して、押し出しツールで円柱化します。

これだけでもそれなりにドアらしくなるのですが、もうちょっと頑張ってみましょう。
手をかけて押し引きしやすいような形状にしていきます。





ドアノブ追加後の全体の雰囲気はこのようになります。

かなり、壁にドアが設置されているように見えるのではないでしょうか?
ドアとドアノブは一体で動かせるように、グループ化しておきます。
ドアを開けてみる
ドアを選択して、回転ツールをドアの端から適用すると、ドアを開けたような状態にもできます。

もう、これは完璧にドアに見えますね。
まとめ
今回は、ドアを設置するために 壁に穴を開けて、ドアを作成して、開ける手順について説明しました。
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