chrome bookでのスクリーンキャプチャ
このブログは、HP製のChrome Bookで作成しています。
ChromeBook共通の仕様なのかどうかは知らないんですが、
Windows PCのキーボードではファンクションキーに相当する部分に、
Webブラウザ用の進むとか戻るや再読み込みをするためのボタンや、
画面の輝度調整や音量調整するためのボタンが並んでいます。
その中に、□||ボタンがあるのですが、Shift+Ctrl+□|| を押すと、
スクリーンキャプチャをすることが可能です。
動画でキャプチャすることもできます。
キャプチャした動画をブログ公開用に変換する
キャプチャした動画はwebm 形式というファイルで保存されるのですが、
この形式はブログ公開に適していないので一般的なMP4へ変換します。
変換には、ffmpegというコマンドを使うのが簡単です。
ffmpegを使うには、Linuxコンソールを利用可能にしたり、
ffmpegをインストールしたりという準備が必要ですが、
このあたりはちょっと検索して調べればすぐに分かりました。
準備ができたら、対象のwebmファイルを Linuxファイルのフォルダにコピーしたあとで
コマンド入力するとMP4ファイルが作成できます。
ffmpeg -i hoge.webm hoge.mp4
-i は、入力ファイル名を指定するためのおまじない。
最後に出力ファイル名を指定します。
2の倍数じゃないよエラーが出た場合
動画のスクリーンサイズが2の倍数じゃないよエラーが出た場合は、
下記のオプションを追加するといいようです。
-vf “scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2”
動画の再生時間を短くする(早回しにする)指定
長い動画は見ていて辛いので、早回しに変換したい場合
下記のオプションをつけると指定の倍速に変換されます。
-vf setpts=PTS/5.0 -af atempo=5.0
動画の秒あたりのフレーム数を指定
動画スクリーンキャプチャファイルは、一般的な動画よりも
1秒あたりのフレーム数(FPS)がかなり大きい場合があるようです。
データサイズをへらすために、一般的な 30fps や60fpsに変換するためには
-r オプションを指定します
-r 30
オプション組み合わせ例
ここまでに紹介したオプションを組み合わせると、下記のような指定となります。
30FPSで5倍速の動画が作成されます。
ffmpeg -i hoge.webm -vf “scale=trunc(iw/2)*2:trunc(ih/2)*2,setpts=PTS/5.0” -af atempo=5.0 hoge.mp4
-vf オプションに複数の要素を組み合わせる場合 , で区切って並べます。
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